ヒッチハイク

20代の前半、僕は一人旅を続けていて、
最後は南東アラスカの島々で、毎朝シカ狩りをする日々を送っていました。

旅を続ける過程で、どうしたって必要になったのがヒッチハイク。
道端で親指を立てて車を待ってる、あれです。

移動手段が限られている地域では、頻繁に利用させてもらってました。

僕の場合のヒッチハイクって、なんとなく望んだ方向には進むものの、
母国語ではないコミュニケーション不足も手伝って、
途中から全然違う場所に着いちゃったり、乗せてもらった人と仲良くなって、
その人の家に泊まったりすることがよくありました。

でもそれが、すごく楽しかったんです。

帰国すると、なにか目的に向かって一直線に邁進することだけが善、
みたいなエネルギーに飲みこまれて汲々としてる人に多く出会ったけど、
そして僕もその一人だったけど、

いやいや、とっ散らかるのもそんなに悪いことじゃない、
自分の思い描いた未来なんかよりずっと面白いことが
脱線を受け入れることで、実は手を広げて待っていたりするもんだと、

当時のヒッチハイクの感覚を思い出して書いたのがこの曲。

視野を広く持って、
たった一度の人生を、豊かに瑞々しく過ごしていけたらいいですよね。




ヒッチハイク

乗ってくかい 行き先は
どこまでだ 力になるぜ
いつからだ そこにいたのは
おなか空いたろ 飯にしようか

絶妙なこのタイミング
退屈をしていたところさ
一人では行けないところへ
ふるえてないで走り出そうか

向かい風 体に受けて 一人立ちすくむあなたが見えた ほら
トビラを開けてごらん 涙を拭きなよ

そうだ 着いたところが 探していた目的地
まだ知らない街が 僕らのことを待っている

太陽が沈んでゆくのを 
見に行こう 間に合うはずさ
これからは二人ゆく道
思い通りも 期待外れも
同じじゃないか 震えてないで
共に流そう 汗とか涙

そうだ 着いたところが 探していた目的地
まだ知らない街が 僕らのことを待っている

そうだ 着いたところが 探していた目的地
あぁ巡り会えた あなたのことを待っていた




追憶バレンタイン

好きな人に、告白したことがありますか?
好きな人から、告白されたことがありますか?

真っ直ぐで掛け値なしの想いは、
時を越えていつまでも。



追憶バレンタイン

肌を刺すような木枯らしに
飽きてきた頃 咲く梅で
密やかに祝ったのは
バレンタインズ・デー

透き通る空に響いてた
つがいの小鳥の鳴く歌で
密やかに過ごしたのは
バレンタインズ・デー

好きなあなたの 私をあなたの
彼女にしてよ

恥じらう乙女が振り絞る
勇気の言葉は永久の歌
小さな胸を焦がした灯に
春の息吹が色添えて

好きなあなたの 私をあなたの
彼女にしてよ こんな気持ちは初めて

甘いチョコに溶かした恋心
月日はさらさら流れても
密やかに キミの冷たい手 握ったのは
バレンタインズ・デー
遠き日のバレンタインズ・デー



帆船

大きな帆を広げて
吹く風を丸ごと受け止めて
急くこともなく、遅れることもなく

どうか 大切なあなたが 
あたたかい気持ちで進んでいけますように。



帆船

痛い思いして つかんだものが
進む力を与えてくれる
そのままでいいよ 笑えなくても
そのままでいいんだよ

取り返すことのできないような
間違いを犯すあなただから
人を愛せたり 傷ついたりして
優しくなれるんだよ

夢に見た 空を見上げて
ちぎれるほどに叫んでた あなたへ 今

苦しんで 座り込んで 今すぐに光が見えずとも
きっといつか君の声が 風に揺られて 愛しいものに出会うから

人を知るほど 人は誰でも
消えることのない悲しみ背負い
それでもかすかに生きていこうとしてる
一人じゃないんだよ

痛い思いして なくしたものが
君をいつまで縛り付けても
そのままでいいよ 笑えなくても
そのままでいいんだよ それで愛されたりするんだよ

夢に見た 空を見上げて
ちぎれるほどに叫んでた あなたへ 今

考えて 追い込まれて 今すぐに答が出なくても
きっといつか君の声が 風に揺られて 愛しいものに出会うから
きっといつかこの声で 風を集めて 広いところへ誘い出すから




あなたは太陽

まだライブではあまり歌っていないし、
録音もしていない曲。

以前にバンドを組んでいた頃、
ギタリストのジロウさんがコード進行を書いてきて、
それに僕がメロディと歌詞を乗せました。

好きな人に恋い焦がれ、でも届かない気持ち。
それをスカのリズムに乗せて、夏の感じが爆発してる曲に仕上げました。

こういう女の子に恋しちゃうと、ほんと大変だよねー!

サビの部分は、何か振り付けがあってもいいかも(笑)

今年の夏は沢山歌ってみたいなー。




あなたは太陽

独り占めにはできないと 誰のものでもないのだと 
わかっているよ、あなたは太陽
声をあげて笑うだけで みんなポカポカあたたまる 
わかっているよ、あなたは太陽

好き嫌いが笑っちゃうくらいにはっきりしてる その輝きに誰もが恋をする

届きそう この手伸ばせば ほら
となりで笑ってる君の唇に Knock Down!!

届きそう この手伸ばせば ほら
でも眩しさは誰にだってつかめないんだ あなたは太陽

誰とどこで何してても 心はどこか上の空 
わかっているよ、僕は恋をしてる
誰とどこで何してるの 気になってしょうがない 
わかっているよ、僕は恋をしてる

好き嫌いが困っちゃうくらいにはっきりしてる その素直さに誰もが憧れる

届きそう この手伸ばせば ほら
となりで笑ってる君の唇に Knock Down!!

その笑顔向けられてるだけで 
どれくらいこの胸が高鳴っているのか あなたは知らない

届きそう この手伸ばせば ほら
となりで笑ってる君の唇に Knock Down!!

届きそう この手伸ばせば ほら
でも眩しさは誰にだってつかめないんだ あなたは太陽




Mosquito War

知っている人は知っているが、
知らない人は知らない。

それは日比康造が虫が大好きって事実。

小さいころの俺のヒーローは、
ウルトラマンでも仮面ライダーでもなく、
オオカマキリのメスでした。

昆虫採集、昆虫飼育、昆虫写真撮影。
本当にのめり込みました。

愛読書はもちろん、学研の昆虫図鑑。
隅々まで読み込みました。

そんな虫好きな私ですが、
やはりどうしたって好きになれない虫もいる。

それが、



その思いを曲にしてみました。

どう、同じ経験ない?!
夏には、モスキートの部分を皆で一緒に叫びたい!!


Mosquito War

何にもしなけりゃ何もしねぇ
けどお前らいっつも血を吸うじゃん
それだけならまだしものこと
かゆいのだけは我慢なんねぇ

モスキート お前を許そう     モスキート 血を吸うだけなら
モスキート それじゃ済まなけりゃ モスキート お前を潰そう  ×2

約一センチの吸血鬼 俺のとこ来たのが運の尽き
約一センチの吸血鬼 その息の根止めるまでは Wake up!!    

モスキート 動く影探せ      モスキート 視野を広く持て
モスキート 一発で仕留める    モスキート さぁ、我慢比べ ×2

モスキート ついに見つけた     モスキート そこを動くな
モスキート もう逃がさねぇ     モスキート ついに仕留めたか!?

モスキート 油断大敵        モスキート 潰したつもり
モスキート 開いた拳        モスキート 飛び立つ吸血鬼

にっくき
アカイエカ コガタアカイエカ ヒトスジシマカ シナハマダラカ
チカイエカ クロヤブカ    血を吸わないのはセスジユスリカ

アカイエカ コガタアカイエカ ヒトスジシマカ シナハマダラカ
チカイエカ クロヤブカ    オスは血を吸わないから殺すなよ

アカイエカ コガタアカイエカ ヒトスジシマカ シナハマダラカ
チカイエカ クロヤブカ    幼虫ボウフラ さなぎオニボウフラ



目指す山の頂で

曲がどの時点で完成したと言えるのか、
作曲家によってそれぞれポイントがあると思うのだけど、
僕の場合はそれは「涙」。

ほとんどの曲が完成に至ると
胸がいっぱいになって涙が出てくるので、
それを完成を知らせる鐘の音としています。

楽しい曲に関しては、頭皮に向かって血の流れが
シャーって上がっていく。

逆にそういった身体的なお知らせがない場合は、
何のためらいもなく、すべてボツ曲にしてきました。

この曲は、完成したのが南北線の駅のホーム上で、
最後の言葉のピースがはまった瞬間に、次から次へと涙があふれてきて、
ベンチに座って一人号泣していたのを覚えています。

いい年した男が駅のホームで頭を抱えて嗚咽している。
すごく怖いですね。


志を胸に抱いた瞬間に、それぞれの戦いが始まる。
男も女も年齢にかかわらず。

お互い、いい顔して再会したいものです。



目指す山の頂で

簡単に醒めてしまうような 夢を見てる訳じゃない
信じぬく本当の意味が やっと分かってきたところ

努力 才能 運 足りないのは何?
志の灯がもっと赤く赤く燃えるように

きっとあいつも今 戦ってる事だろう
そう思うだけで力が湧く
俺もこんなところで終わる訳にいかない
登る山の大きさを知ったところで

誰にも頼らずに生きていこうと思っていたけど
共にゆく人の温かさが やっと分かってきたところ

雨上がりに射す日の光が
いつもよりずっと輝いて見えるのは・・・

本気で流した涙のあとには 
晴れ渡る空が待ってるかな
俺もこんなところで終わりたくないよ
登る山を見上げたまま

きっとあいつも今 戦ってることだろう

遠く離れていても 思い通りじゃなくても
目指す山の頂で会う日まで




花飾り

町はずれのさびれたバーで、
泥酔した男が店外につまみ出され、
落ち葉に顔をうずめて、最後は意識を失う。

その時にぽつりぽつりと脳裏に浮かんでくる光景を
歌にしました。

悲しい設定だけど、実際に近い体験ありです(泣)




花飾り

手を振る君を なぜただ見ていたんだろう
冷えた手のひら ポケットの中 握りしめる
ちぎれた落ち葉の ささやき声

酔った時にだけ思い出すよ 真っ白 袖なしワンピース
些細なことで笑い転げて 顔を埋めたカーディガン
匂いや手触り 暮らしの中で 前触れなくよみがえる
海岸近くの公園で 首にかけたレンゲの花飾り

オレンジ色の灯が ゆらゆら揺れてる
消えそこなったタバコの光 すぐに消えたよ
消えたよ 少しも音を立てず

知らずに記憶は片付くけど 今なら何ができたのだろう
時間のことなど気にもせずに あの日僕らが肩並べて
はしゃいだ夢など 拾い集める いつもの帰り道
浮かんでは消える 面影の中に 幸せな君を祈る

また明日 歩く坂道

考え出すときりないけど
酔った時にだけ思い出すよ
顔を埋めたカーディガン
肩を並べた帰り道
レンゲの花飾り




RGB

R=RED
G=GREEN
B=BLUE

アールジービー、三原色の頭文字です。

混色で惑わされぬよう。
原色のもつ美しさと力強さを忘れないようにしたい。



RGB

RGB 難しく思っても
ポイントは It’s so easy すべてRGB

RGB 複雑に思っても
ひも解けば It’s so simple すべてRGB

目を閉じて その眼を開けて
目の前に広がってる 色とりどりの世界を見てよ
誰もが大好きな色も できれば見たくない色も
その目に映ってるものは どれも
たった、たった、たった3色で出来てるんだよ

RGB 難しく思っても
ポイントは It’s so easy すべてRGB

RGB 複雑に思っても
ひも解けば It’s so simple すべてRGB

やりたいことは何?! それがつい見えなくなる
欲望の脇見運転 まやかしの標識ばかり
右に行けばモテるかな? 左に行けば儲かるかな?
何を手にしたいのかな? さぁ
もっと、もっと、ずっと心を掘り下げてみるよ

RGB 難しく思っても
ポイントは It’s so easy すべてRGB

RGB 複雑に思っても
ひも解けば It’s so simple すべてRGB

何度だって何度だって開くまで あきらめないで
心の扉をノックするのさ




いざ

日比康造の曲としては珍しく、
歌詞も曲も攻撃的。
反応が両極端に分かれる曲でもあります。

いつか、コントラバスの弓弾きと共に
演奏してみたいと思っています。



いざ

最下位争いから どえらいマグマ抱え込んで 天を見上げている
誰もが未だ見たことない世界を見てみたいと 行ってみたいと
だから今は笑えよ 今、笑っとけ

無限に広がっている可能性って言うけれど 何のことだよ!?
心が欲しがっているもの以外 何もいらない 何にもいらない
だから前だけ見て この道を 

いざ

歴史の英雄みたいに この魂を燃やして生きていきたいのさ
根拠のない自信だけが 進め、進め!と耳元で叫んでいる

分かっているんだろ 見えているんだろ 自分のなりたい姿は
頭の枠はずせ 心の足かせはずせ はずせ

最下位争いから どえらいマグマ抱え込んで 天を見上げている
何人笑おうとも この俺信じてやろう 信じてやろう
だから今は笑えよ 今の内 今の内 薄ら笑っとけ

いざ




桜道

一生に一曲でいい、
これが日比康造の曲だ、と言えるものを作って死んでいきたい。
そう、喉から手が出るほど願い、毎日曲作りに向かっていた20歳前後。

ところが最初から名曲を書こう書こうとするあまり、気持ちばかりが先行して、
素直な言葉がまったく出てこない。メロディも浮かばない。

認められたいと思うほど身体がこわばった。
時間ばかりがただただ無為に過ぎていくばかりでした。

春夏秋冬、繰り返される日々の中で、
桜開花の一週間だけ、河川敷に溢れるほどの人が集まる。
そしてあっという間にまた元の静けさに包まれる。桜はずっと桜なのに。

そんな多摩川河川敷の様子が、ふと自分の心に重なった瞬間、
涙があとからあとから溢れてきたのです。

自作の曲など一曲もない名ばかりのミュージシャンだった僕が
20代も半ば過ぎて初めてひとつ殻を破ることが出来たのがこの曲でした。

先が全く見えない真っ暗闇の中で絞るように書いた曲。
誰かの心にそっと届きますように。



桜道


雨に舞う桜の中 前だけ見て走って帰る
足もと転がる花びらは 宴のあとに何想う

人の波に揺られながら いずれの日にか咲いてみたいと
同じ夢を見てふるえた日々を 覚えているか 雨の桜よ

大空を羽ばたく鳥も
濡れた羽を今は静かに休めて 晴れ間を待つ

冷たい雨が花を散らせど そこに一つの優しさを見て
悲しいときには泣けばいいと 教えているのか 雨の桜よ

同じ景色を何度見ただろう 
遠きあの日の熱に 偽りはないと言えるまでは

雨に舞う河川敷 今は苦しき君を想う
あぁここまで来たのだと笑って 次に会うはいつの日か

雨煙る桜道 しぶき上げて走り抜ける
足もと転がる花びらは 宴のあとに何想う





ようこそ!

ライヴ情報

日比康造

Author:日比康造
日比康造HP
www.kozohibi.com

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