2011/12/31
アフリカのどこかの街。
夜景を見下ろせる丘で会話してる。
「この街を作ったのは誰か。」
眼下に広がるきらびやかな夜景を見ながら俺が答える。
「私達の会社です。」
「そう、俺たちだ。
俺たちが道を通し、店を作り、ビルを建てた。それは何のためだ?!」
俺がおずおずと答える。
「お金を稼ぐためです。」
「そう、親切心なんかじゃない。これはビジネスだ。
通行料を取り、家賃を取り、商売を展開するためだ。
では、その金を払ってるのは誰だ?」
俺がおそるおそる答える。
「アフリカの人たちです。」
「そうだ。でも現地の人達が自ら作ったお金で払ってる訳じゃない。
この国がお金を一般にバラまき、受け取った人達が使っているだけだ。
ではその、国の金はどこから来てる?」
「私たちの国からです。」
「そう。毎年巨額の援助金を、この国は我々の国から受け取っている。
俺たちは、俺たち自身が渡したお金を再度むしり取るために、
俺たちのお金を使ってこの街を作った。
さぁ答えろ、経済活動の目的とは何だ?
そしてこの街は、一体誰のものだ!?」
ここで目が覚めた。
今年最後の夢、なんちゅー内容だ・・・。
金か?金にうなされているのか(笑)
しかも話している相手は誰なんだ?!