本物の戦士の引退

俺は高校でラグビーと出会った。

ボールを持ってとにかく前に進むというシンプルさ
前に進みたいがボールは後ろにしか放れないという理不尽さ
一つのボールを15人もの仲間が身体を張ってつないでいくという結束力
どこに転がるか誰も分からないギャンブル性を秘めた楕円球

中学の時の体育教師の影響もあって始めたこの球技に
自分の人生が一体どれだけ支えられているか分からない。

そのラグビーを通じて知り合えた貴重な人物の一人が
本日、現役を引退したという。

俺が大学に入って中学のコーチを始めた、最初の年の主将だった男。
野澤武史だ。

やつはその後、高校、大学と主将を務め、
高校では花園出場、大学では日本一を達成し、
日本代表にも選ばれたスーパープレーヤー。

小学校からはじめたラグビー人生は20年に及ぶ。

自身のプレーもさることながら
その類希なリーダーシップで猛者たちをまとめあげてきた。


曲もかけず、歌う歌もなく八方ふさがりで
多摩川でひっくり返ってるしかなかった20~25歳くらいまでの俺が、
彼の目覚ましい活躍をどんな気持ちでみていたか、
久しぶりに今、思い出している。

誇らしくもあり、悔しくもあり、
自分が本当に情けなくもあり、それでも心から嬉しくもあり。


あれから気付けば10年近くの月日が流れたんだなぁ。

そしてふと手元を見ると、俺は50曲もの歌を授かった。

コーチと選手という立場で野澤と知り合い、
短い時間を共有しただけだったが、
戦う姿を通じて彼からもらった刺激・教えは計り知れない。

いついかなる時も目的から目を逸らさず、
一挙手一投足にその魂を宿すこと。

ゴリ、本当にお疲れ様。
そして心からありがとう。

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俺の勝負はこれからだ。






ドラマチックな世界



川があって橋があって、森や崖があって、電車が走ってる。

お世話になっている美容院の近くにある、お気に入りの景色です。

これで川の両岸がコンクリートじゃなければ完璧なんだがなぁ。
コンクリートじゃゲンゴロウが羽化できないよ。
ザリガニが冬を越せないよ。

東京じゃ子供が川でバシャバシャやってる絵図らは
ほとんど見られなくなってしまった。

大混雑の遊園地に行くよりも
自然の中で遊んだ方が間違いなく身体が興奮する。

何しろ死ぬかもしれない興奮が密かにあるわけだから。

でもディズニーランドに行きたい!と言ってる女の子に
「よし、なら川にゲンゴロウ探しにいくぞ!!」って言ってもうまくないだろうなぁ。

水生昆虫のメカ的な格好よさはきっと分かってもらえないだろうなぁ。

超メルヘンでエキサイティングでミステリアスでドラマチックな世界なんだがなぁ。






ライブ前の一枚

20日三軒茶屋、無事ワンマン終了!
有り難うございました!!!

ライブ前の一枚。
今回は胸にお花をあしらってみました♪

ライブ前

卒業式にて

卒業式

希望と不安が入り交じる卒業式。

今年も母校中学校での卒業式・教室ライブに声をかけて頂き、
本日無事に歌って参りました。

去年の山中湖夏合宿で
「自分達の卒業式にも歌いに来て下さい!」と声をかけてくれた3人、
約束を守れて良かった!素晴らしい機会をどうもありがとう!!

これまでの卒業式ライブでは
俺一人のギター弾き語りスタイルだったのだけど、
今年は高校2年生のラグビー部後輩と共に出演、
3曲も歌わせて頂きました。

1.Stand By Me
2.河川敷
3.ヒッチハイク


この後輩というのが、
以前このブログでも取り上げたが
中3の時の音楽会で「河川敷」をカバーしてくれた、
元中学ラグビー部主将だった男。

時の経つのは早いもので、そんな彼も今や高2。
歌もギターもとっても上手で
自分でライブハウスのステージにも立っているらしいが
聞けば何でも怪我と病気が重なって
ラグビー部を辞めることになったとか。

話を聞きながら、状況はまったく違えども、
自分が高校生の頃に同じように感じてた、複雑にからみ合った感情、
砂漠に配属されてしまったセイウチのようなやりきれない胸の内を
ありありと思い出していた。

一つのことが続く、というのは
ほんと自分一人の力じゃなく、
巡り合わせが重なった奇跡みたいなものだとしみじみ思う。

こんなことを書いてると
俺もおっさんになったなぁとしみじみ思う。

さらに言えば、
こうして根無し草の活動が長く続くと、
迎えてもらえる場所があるってことがどれほど有り難いか。
本当に身に染みる。

カッコつかないどんな状態でも、
きっとそれを今、体験する必要があるに違いない
その時々で出来ることを一つ一つ真正面から取り組むしかないのだと

ピカピカ光る中学生を前に改めて思った。

生徒
教師

先輩
後輩

それぞれの立場で抱えている
言葉にできない様々な想いが
見事に晴れ渡った青空に溶けていった


明日は20:30から三軒茶屋でワンマン。

歌える歌があって、歌う場所があるということ。
静かに、激しく、根っこから燃焼します。

ご都合つく方は是非遊びに来て下さい。

康造

久々ゆっくりと

日比谷公園


仕事が早く終わって用事を済ませた帰り、
日比谷公園に寄った。

とてつもなく天気が良くて
噴水を前にしばらく日向ぼっこ。

久々のWasted Timeだ。

親子連れや恋人たちが
思い思いの時間を過ごしているのを
ぼんやりと眺めていると

時間に追われた生活の中ではなかなか意識できない想いが

徐々に噴きあがる噴水のように

次々と胸の内に溢れてくる。


異国での時間
失敗の数々
思い出せば顔から火が出るような事
幸せだった瞬間
後悔してること


身体が冷えるまで
ぼんやりぼんやり過ごした。

ひとつ曲をかいた。

新しい冷蔵庫が買いたくても買えないあなたへ

冷蔵庫が非常に古くなりまして
そろそろ買い替えの時期かと電気屋からカタログなど取り寄せて
新商品をいくつかチェックしてみますと
やれ庫内が湿度86%だ、野菜が一週間経ってもしなびない、ラップ要らず!
急速冷凍で長持ちアップ!など新機能の嵐が吹き荒れておる。

なるほどいよいよ欲しくなる。
こりゃまったく買い替えのタイミングだということになる。

さて状況を整理してみるに、

私は冷蔵庫を買い替えたい。
そして巷では魅力的な新商品が続々出ている。

一見需要と供給のバランスが見事に取られているように見えてその実、

私の財布の中身が空っぽという由々しき事態によって
そのバランスは見事に崩壊するのである。

悔しいです!というザブングルばりの気持ちが湧いてくるのである。


そこで私は考える。
目の前の古ぼけた冷蔵庫を前に考える。

20年前、この冷蔵庫は確かに新品であった。
カタログには堂々たる勇姿があり、
人々は羨望の眼差しでこの白く大きな電化製品を見やったことだろう。

「冷却装置はこれまでにないホニャララ」
「コンプレッサーがホニャララ」「ついに霜取り自動!!」

それを読んだ人々は
今の私が感じている新商品に対するあこがれと寸分違わぬ思いを
この古ぼけた冷蔵庫に向けていたのに違いないのである。


そこで私は考える。
割と真剣に考える。

今、この空っぽの財布に
突然新しい冷蔵庫が買えるだけの財が増えることを期待するのは厳しい。
状況を変えるのは非常に時間がかかる。


では簡単に今すぐ変えられるのは何か。

そう、それは 自意識



私はかくして意識を20年前に飛ばすのである。
もっと言えば500年ほど前に飛ばすのである。


「お前、今度うち来いよ。真夏でもすぐにかき氷食わしてやっぞ!」


「!!!! 嘘だろ!!! まっじかよ!!! お前んちすげー。」



これくらいの優越感は
この古ぼけた冷蔵庫のまま今すぐにでも味わえるのである。


大切なことは、何を手に入れたかではなく、
どんな気分を味わっているかってことだろう。



これまでに出て来た「冷蔵庫」という単語を「恋人」に置き換えてみたりする。



新しい冷蔵庫を買いたいが買えないあなたへ。

古い冷蔵庫でも冷えることは冷える。
野菜をハダカで入れとく必要は特にないだろう。
乾くのなら素直にラップを使おう。っていうか新鮮な内に食おう。

新しい冷蔵庫を買いたいあなたへ。

本当に「新しい冷蔵庫」が欲しいのか。
それとも「欲しい気持ち」に捕われているだけなのか。



・・・私の答えは。


「愛がいつまでも腐らず、新鮮に保存できる冷蔵庫をくだしゃいな♪」


はい。場がうまいこと冷えたようでこれにて失敬。


コウゾウ

ようこそ!

ライヴ情報

日比康造

Author:日比康造
日比康造HP
www.kozohibi.com

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