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道具たち vol.2

ステージで愛用している小物を紹介します。

ピックとカポタスト。

ピックとカポ


ピックってのはギターの弦を爪弾く爪代わりみたいなもんで、
三味線でいえばバチに当たるもの。
硬さや形に色んな種類があります。

硬い順に「Heavy」「Medium」「Thin」。これが基本の3種類。
形状はこの写真にあるオニギリ型の他に、
マンガで描かれる涙の形をした「ティアドロップ型」や、
指にはめて弾くことが出来る、輪っかと一体型のピックなどがあります。

俺が普段使っているのはオニギリ型の、硬さ「Medium」。
「Thin」のような薄いピックだと、俺の奏法で一曲弾くともうペキペキに割れてしまう。
「Medium」のしなり方と安定感が気に入っています。
ピックとラーメンは硬めが基本です。

あと知っている人は知っているが、俺は意外とすごい緊張しい。
ステージだと普段じゃ有り得ないほど指からも汗が噴き出てきます。
だからある程度大きなピックじゃないと滑って落っことしちゃうので、
このオニギリ型に今は落ち着いています。

いつもポケットにいくつか入れてるから、
色んなお家やら車の中やらにポトポト落としまくってる。
見つけた人、是非保管しといてくれ。

カポタストは曲の調を変える時に便利な道具。
カラオケで「ちょっとキーが高いわー。キー下げてー。」みたいな会話があるでしょ。
カラオケなら機械でピッっとやるところを、ギターだとこの道具を使って高さを調節する訳です。

背の低い人が写真を撮る時にだけ乗っかる踏み台みたいなもんかね。
余計な例えかね。

このカポに関しても、もう色んなところで酔っちゃ紛失を繰り返しこれはもう7代目くらい。
お酒ってこわい。ってか何より金がかかる!


お次はギター・ストラップ。

ストラップ


二十歳の頃にお付き合いさせてもらってた彼女が、
革屋さんに特注して作ってくれたオーダーメイドもの。

牛革×蛇革のコンビのストラップです。
さいこーに格好いいと思ってる。


んでこれは小物じゃ無いんだが、ギターに関して補足。

アコースティック・ギターはピックでかき鳴らすことが多いから、
ピックでギターの表面の木を痛めないように「ピックガード」というものが付いています。

そのピックガードの模様ってのがそれぞれのギターの外見をかなり左右するんだが、
俺はこのギターを買った時のオリジナルの模様がどうにも気に入らなかった。

それで街中にスプレーで落書きして回ってる友人に、
「その技術を人に喜ばれることに初めて役立ててみんか?」って頼んで、
スプレーで好きに塗り替えてもらったんす。

ピックガード


えーでしょー、えーでしょー。

これもサイコーに格好いいなぁって思う♪
写真より本物の方が質感があって全然いけてます。

色んなミュージシャンに「ギブソンでそんな種類あったっけ?!」
って羨ましがられるのもとても気分いいす。

こうして道具について語るだけでも
色んな人に、色んな形で応援してもらってるんだなぁって思う。

ホント感謝です!!



道具たち vol.1

音楽活動を一番近くで支えてくれている大切な道具たちを
これから少しずつ紹介していこうと思います。

まずは何と言ってもギター。
ここ最近一番使っているのが、ギブソンというメーカーの「SJー200」。
弾き語りの時などにいつも世話になっているアコースティック・ギターです。


26歳の時に初めて音楽事務所と契約をして、
状況的にはプロの音楽家の第一歩を踏み出した、その一番最初のライブ前に
ギターの弦を買いに渋谷の楽器屋さんに向かいました。

弦を買いに行ったはずの道中、

(ギターを買うべき    。。。 今日ギターそのものを買うべきだ、お前!)


という声がどこからか聞こえてきたのです。
俺はいつだってこういう声には素直に従ってきた。
でもギターについて何の知識もなく、好みも分からず、相場だって全然知らない訳です。

困った俺は仕方ない、楽器屋に入るなりテンパリ気味に、

「この楽器屋さんにあるギターの中で、

いっちばんおっきいギターを下さいっ!!」


と言ったのです。
ほとんど「頼もう!」的なノリです。

一番大きいなら、例え多少弾きにくたって、例え扱いづらくたって、例え歌声と合わなくたって、

「だって一番大きいんだもん

で納得出来ると思ったのです。

果たして俺の手元にギブソンのアコースティック・ギターの中で最大の楽器がやってきました。
幸い弾きづらいこともなく、見かけも気に入り、
2年近いローンを払い終わった頃にはすっかり相棒としてなくてはならない存在になっていた。

なにか問題があれば

「いやだって一番大きいし。」

これでバッチリ乗り越えられました。
ものすごく何々・・・ってのはそれはそれで一つのかけがえのない武器だね。

このでかいギターと俺の歌、これからも何卒よろしく!!

ギター





路上飲み

一児のパパになったデザイナー・田中恒介と
昨夜は目黒の路上でビール片手に朝まで大激論大会。

創作活動について。
やってきたアホ話について。
実現させたい未来について。

話は尽きず、笑いも絶えずです。

途中でパトカーも来たが、なにやら面倒くさそうな空気を感じてか
何もイジってくれずに素通り。
カマッテカマッテ!!

んで奴は酒が回るといつもの通り、ノートを取りだして何やら描いている。


恒介・セピア

帰ってきて一言

質のいいピッチャーの

つま先から膝から腰から肩から腕から
指先から最後に放たれるボールが

美しくて好きです。

ボクサーの動きも同じです。

僕の歌もそんな風に歌えたらと
いつもイメージしています。

コウゾウ

江の島で

やっと写真をPCに取り込めたので、ちょっと前のライブ報告をします。


3月15日、「海さくら」さんに声をかけて頂いて
江の島の奥に古くからひっそりとある「あぶらや」というお茶屋で
アンプもマイクも使わない完全なアンプラグド・ライブをやりました。

当日は抜けるような青空。
江の島駅を降りた瞬間から潮の香りとトンビのかん高い鳴き声に迎えられ、
あぶらやさんへ向かう道中でも商店街あり、山道あり、古い神社ありで
気分はすっかりプチ旅モード。

今回コーラスをお願いした歌い手仲間のふうこと、見晴らしの良いご飯屋さんで一服してから
いざ、会場「あぶらや」へ!

お茶屋さんであんみつを前に歌うってのは初めての経験で、最初は戸惑いもあったけれど
ゴミ拾いを終えた海さくらの皆さんの暖かい空気に助けてもらいつつ、
とても気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。

「海さくらの一本道」、「波のスクリーン」の2曲を
初めてライブで披露することが出来たのも俺は個人的にすごく嬉しかった!
Love Enoshima♪というコーラスをお客さんみんなで声を合わせてハモったりして、
酒もないし、夕方だってのもあってその様子はまるで学校の音楽の授業のよう(笑)
でも長いこと頭に描いていた光景が目の前に広がっていて、
歌いながら俺は一人ジーンとしてました。

CDを買ってくれたみんな、ほんとありがとう!
聞き込んで、是非次回も大きな声でハモって下さい!!

いつか大勢の人がこの歌を声を合わせて歌いながら
歌えば歌うほど海がキレイになっていく。
想像するだけでワクワクします。

代表の古澤さん、
力を合わせて知恵を合わせてお互いに少しずつでも前進していきましょう!

やれば出来る!!

http://aburaya-enoshima.at.webry.info/200803/article_2.html


ライブ後は海沿いの居酒屋で、ふうこと新鮮な刺身に舌鼓を打ちつつお疲れさま会。
「こうぞう、あそこで力入りすぎ」とか「お客さんに話しかけるタイミング、違くない?!」とか
ゆっくり時間をかけてライブを振り返りました。

さざえ

もっと楽しんでもらいたいから。
もっと俺らも楽しみたいから。

終わりのない、果て無き道ですね。
今に感謝しつつ、今よりもっと!

キオクニゴザイマセン

前にさ、すっげー酔っぱらって帰ってきて
この歩道橋の写真をアップしたんだが、
よい子のみんなが真似しちゃいかんと
酔いが醒めてからすぐ削除したんよ。

でも意外に見ていた人が多かったんで、
まぁもうとりあえず潔く再度!
まったく何してんだかね。

20080206022403.jpg




んで開き直ってもういっちょ!!

だから撮ってないで止めてくれ!
この星の大きな損失になるところだっつーの♪
歩道橋


お酒は飲むより飲まれる方です。





卒業式で

歌って参りました。
母校中学、教室での卒業式ライブ!!

桜もまだ咲いていなくて
空も曇りがちの天気だったけど

やはり卒業式には独特の雰囲気がある。

沢山の父兄の方々のどこか浮き足だった様子、
一日に色んな人達から何度もおめでとうと言われ、
何がメデタイんだかもう一つピンとこずウロウロするばかりの生徒達。
そしてそんな生徒達のそばで、やはりどこか寂しそうな、でもとても嬉しそうな先生方。

3年間は長いようで短い。短いようで長い。
その区切りまで何とか皆で力を合わせて辿り着くことが出来ました、ということが
どれだけめでたいことか
どれだけ有り難いことか、有り得ないことか、
僕も学ランを着ていた頃は全く分かっていなかった。

まぁ当然と言えば当然だよな。
15分の3、30分の3、そして50分の3年間は
見え方も感じ方も全然違うはずだからね。


ギターを抱えていざ教室へ向かう。
それも俺自身が15年以上前に好きっ放題暴れてたあの3年A組へ。
濃すぎたこの中学での3年間が走馬燈のように頭を駆けめぐる。
ひたすら意味のないことで盛り上がりまくった日々。
不良達が皆、一度はぶっ飛ばされた学校一恐いラグビー部長が、
当時と変わらぬ姿でいま横に立っている。
生徒達が机や椅子を手際よくザザァーっと円形に組み直し、その中央に立つ部長先生と俺。
目の前には13歳~15歳の少年が40人くらい、全員学ラン金ボタンで座っている。

外では卒業式を終えたばかりの父兄と生徒達の華やぎ。


5回目とは言えさ・・・キてるよなぁこの状況。
ギターのストラップを肩にまわしてチューニングを始めるが、

脳が、
「今、何が起きているのか解析チュウ。・・ ただいま午前中。 ん、・・・学校?
       
   ・・・おぉ、3A?!  で、ギター?  ・・・・ウ、ウタっすか!??? 

はい。 コンラン中コンラン中」

って言ってるのが良く分かる。



うろたえるでない、ヒビコウゾウ!!
お前はここを出て、迷いに迷って、遠回りの限りを尽くして
そして歌を歌うってことに出会い、それが自然と膨らんでくれて
またこの教室に呼んでもらえたんだ。戻って来れたんだ!
お前の歌をよぉ、お前の声でよー
胸を張って歌いんしゃい!

静かに言い聞かせる。


生徒達への祝辞は、まぁ軽く失敗。(苦笑)

そしてGのコードを鳴らした。
届け!「河川敷」!!


俺の歌が中学生達にどう聴こえたのか、どう伝わったのか
それはいま知る必要もないしまして分かるはずもない。

必要としてくれる所に、どこへでも出掛けていって
心の限りに歌を歌う、今はそれだけでいいのでしょう。


彼らと次はいつ、どんな区切りで出会えるだろうか。
その時にどんな歌が歌えるだろうか。

つなげてくれている全てに感謝します。




3月19日 日比康造


wr[1]










春近し

今年もやって参りました。

母校中学での卒業式ライブ!!


この熱い企画、きっかけは学生時代に熱中したラグビーでした。
寝ても覚めても楕円球を追っかける毎日、多くのことをグラウンドから学びました。
いまだに出身中学校のラグビー部に臨時コーチとして時々顔を出しています。

そのラグビー部の部長先生に、「お前、卒業式の後に歌を届けに来ないか?」
という心より嬉しいお言葉を頂いたのが5年前。
それから毎年欠かさず、ラグビー部の生徒達を集めたこの教室ライブが続けられているのです。


一生に一度のメモリアルな日に歌を届けられる幸せ。
感謝に震えつつ、今年も胸を張って歌ってきます。


新しい門出にありったけのおめでとうを込めて



河川敷

雨に舞う桜の中
前だけ見て走って帰る
足もと転がる花びらは
宴のあとに何想う

人の波に揺られながら
いずれの日にか咲いてみたいと
同じ夢を見てふるえた日々を
覚えているか雨の桜よ

大空をはばたく鳥も
濡れた羽を今は静かに休めて 晴れ間を待つ

冷たい雨が花を散らせても
そこにひとつのやさしさを見て
悲しい時には泣けばいいと
教えているのか雨の桜よ

同じ景色を何度見ただろう
遠きあの日の熱に偽りはないと言えるまでは

雨に舞う河川敷
今は苦しき君を想う
あぁここまで来たのだと笑って
つぎに会うはいつの日か

雨けむる桜道
しぶきあげて走り抜ける
足もと転がる花びらは
宴のあとに何想う




いやぁ。

むー。


やりやがった!

全国に向けて、歌声を響かせた!!
光をバーって出した。

長い時間をお互いにワイノワイノ
歌ってこうだ、音楽ってあぁだってやってきたから
光の中で歌っている彼女の姿はすっごい嬉しかったし、
いやだけど人のこと喜んでいる場合じゃない、てめぇはどうした!?って話もある。
大いにある。


そう。


俺もやる

奴もこれからどんどん羽ばたくだろう。

俺は俺で。このでっかい口で。
ここまでの全て、絶対無駄じゃない。


思えばこのブログ記事で、カナのことを書いた2006年12月。
あれから一年ちょっとでスゲェことになってるわけだ。

これがスタートだ、ってのは百も承知だが。
SMAPの後ろにいたし(笑)
こういうの、理屈抜きに煽られる。

さぁ、俺はこれから4曲入りのデモ音源を完成させます。
今、やっと2曲録った。
まずはここから。
地味な一歩から。


今夜

八時から!

このブログにも何度か登場してた歌い手・カナが
ソット・ボッセって名前でMステーションに出演します!!

きたーーーーーーーーっ!!



っまっじで、俺もこうしちゃいられんよ。

やれば出来る!
やるなら今しかねぇ!!



のみす銀行 渋谷支店

2月25日のライヴのあと、ミュージシャン達と朝まで飲んでたって書きましたよね。

20代、30代、それぞれ3人ずつで飲んでまして、

明け方4時過ぎの

20代 A
飲んだくれC


あれあれ、20代 B
飲んだくれB


あれあれ、どうしたことか20代 C
飲んだくれA


それに引きかえ同じ頃、30代。



A
カズ



・・・。




A、B、C!
wastedにて


私このあと、寝ずに仕事行って元気に働いてきました♪
恐るべし三十路パワー(笑)

また飲もう!!

ようこそ!

ライヴ情報

日比康造

Author:日比康造
日比康造HP
www.kozohibi.com

次のライブ♪


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