2008/03/30
道具たち vol.2
ステージで愛用している小物を紹介します。ピックとカポタスト。
ピックってのはギターの弦を爪弾く爪代わりみたいなもんで、
三味線でいえばバチに当たるもの。
硬さや形に色んな種類があります。
硬い順に「Heavy」「Medium」「Thin」。これが基本の3種類。
形状はこの写真にあるオニギリ型の他に、
マンガで描かれる涙の形をした「ティアドロップ型」や、
指にはめて弾くことが出来る、輪っかと一体型のピックなどがあります。
俺が普段使っているのはオニギリ型の、硬さ「Medium」。
「Thin」のような薄いピックだと、俺の奏法で一曲弾くともうペキペキに割れてしまう。
「Medium」のしなり方と安定感が気に入っています。
ピックとラーメンは硬めが基本です。
あと知っている人は知っているが、俺は意外とすごい緊張しい。
ステージだと普段じゃ有り得ないほど指からも汗が噴き出てきます。
だからある程度大きなピックじゃないと滑って落っことしちゃうので、
このオニギリ型に今は落ち着いています。
いつもポケットにいくつか入れてるから、
色んなお家やら車の中やらにポトポト落としまくってる。
見つけた人、是非保管しといてくれ。
カポタストは曲の調を変える時に便利な道具。
カラオケで「ちょっとキーが高いわー。キー下げてー。」みたいな会話があるでしょ。
カラオケなら機械でピッっとやるところを、ギターだとこの道具を使って高さを調節する訳です。
背の低い人が写真を撮る時にだけ乗っかる踏み台みたいなもんかね。
余計な例えかね。
このカポに関しても、もう色んなところで酔っちゃ紛失を繰り返しこれはもう7代目くらい。
お酒ってこわい。ってか何より金がかかる!
お次はギター・ストラップ。
二十歳の頃にお付き合いさせてもらってた彼女が、
革屋さんに特注して作ってくれたオーダーメイドもの。
牛革×蛇革のコンビのストラップです。
さいこーに格好いいと思ってる。
んでこれは小物じゃ無いんだが、ギターに関して補足。
アコースティック・ギターはピックでかき鳴らすことが多いから、
ピックでギターの表面の木を痛めないように「ピックガード」というものが付いています。
そのピックガードの模様ってのがそれぞれのギターの外見をかなり左右するんだが、
俺はこのギターを買った時のオリジナルの模様がどうにも気に入らなかった。
それで街中にスプレーで落書きして回ってる友人に、
「その技術を人に喜ばれることに初めて役立ててみんか?」って頼んで、
スプレーで好きに塗り替えてもらったんす。
えーでしょー、えーでしょー。
これもサイコーに格好いいなぁって思う♪
写真より本物の方が質感があって全然いけてます。
色んなミュージシャンに「ギブソンでそんな種類あったっけ?!」
って羨ましがられるのもとても気分いいす。
こうして道具について語るだけでも
色んな人に、色んな形で応援してもらってるんだなぁって思う。
ホント感謝です!!